本土最南端、佐多岬へ
先日、Iさんが最西端の港に行かれていましたが、今回、本土の最南端、佐多岬に行ってきました。
前日に天文館で一泊し、フェリーで桜島に渡り、それからひたすら南下…
佐多岬は、鹿児島県南大隅町にある岬で、北緯31度線上に位置し、これは、エジプトのカイロ、インドのニューデリー、中国の上海と同じ緯度だそう。
道中には、ガジュマルの木をはじめ、ソテツやハイビスカスなど、福岡の街中では見ない植物が多く生息していて、南国気分が味わえます。
桜島から約2時間、ようやく佐多岬の観光案内所に到着です。巨大なガジュマルが出迎えてくれました。
樹齢はなんと約90年!おびただしい数の気根が垂れ下がり、風になびく様子はなんだか神々しさを感じます。
そして、見渡す限りの空と海という絶景。
晴れていると種子島や屋久島も眺めることが出来るのだとか。
ちなみに、観光案内所には日本本土四極到達証明書というものがありました。
日本本土四極とは、離島を除く「北海道・本州・四国・九州」の四極をいい、北海道稚内市「納沙布岬」、長崎県佐世保市「神崎鼻公園」、鹿児島県南大隅町「佐多岬」、北海道根室市「宗谷岬」の4か所で購入できるそうです。
証明書を4つ集めると踏破証明書が完成するという、なんともコレクター魂をくすぐる仕組みになっています。
何より、行った人にしか味わえない達成感を得ることができるかと思います。体力に自信のある方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
(ちなみに、帰りは6時間弱かかりました…)