一旬一瞬
4月頃から開花を始めるライラック。
リラと呼ばれる方もいらっしゃいますが、リラの名称はフランス名称でヨーロッパで生まれた落葉樹です。
日本ではどこででも見られる花木ではありませんが、開花期間が長く春から初夏にかけて芳香を放つ初夏を彩る花が魅力です。
北海道の札幌市は市花に制定されていて、5月下旬にはさっぽろライラックまつりが毎年開催されています。今年62回目を迎える筈だったお祭りも、新型コロナウィルス感染の影響で残念ながら中止となってしまいましたが、大通り公園に咲く400本ものライラックが通りを賑わせていることと思います。
今日はそのライラックを切り枝として毎年ご出荷される、JAながの須高地区の商品をピックアップしてみました。
大きく5つのエリアからなるJAながのの中南部に位置する須高エリア。ブドウやリンゴなどの生産が盛んな地域。
短い50cmクラスから85cmくらいのクラスまでの長さとスプレータイプとスタンダードタイプの商品を出荷されます。
こちらの一番の商品ポイントは抜群の花付きの良さで、今年もご購入を戴いたところからは沢山の高評価を戴きました。
九州ではなかなか見ることができない花木の一つでもあり、とても貴重なこの時期の花木でもあります。
今年は出荷ももう終了となった様ですが、来年はこの状況が落ち着いて多くのお客様が手に取れる様な年であって欲しいと願っております。
あっという間のライラックの期間でしたが、今年もこの状況下で生産を戴いた方々に感謝。
弊社でも沢山の好評を戴きましたので、この場を借りてお礼申し上げます。
※画像左より、べラッドナンシー、ライラックホワイト、ライラックピンク。