10月のアイテム
カボチャ
学名:Cucurbita moschata
和名:唐茄子(とうなす)南瓜(なんきん)
別名:
科名 / 属名:ウリ科 / カボチャ属
花言葉「広い心」「広大」
10月31日はハロウィンですね、食用ではなく、装飾用で様々な形のかぼちゃが流通するのもこの時期です。
元々のハロウィンは、ヨーロッパのケルト民族の収穫祭が期限とされています。そのころのケルト人はこの収穫祭に「かぶ」を使っていました。
それが、後にヨーロッパからアメリカに移民した人たちによって、収穫量の多いカボチャでつくられるようになったそうです。
当時、アメリカではかぶはまだ珍しい野菜で、10月に沢山穫れるカボチャで代用したようです。
写真はフルーツミックスという商品。
様々な色や形があり、華やかにハロウィンを彩ってくれそうですね。
ヒオウギ(実)
学名:Belamcanda chinensis
和名:檜扇(ひおうぎ)
別名:烏扇(からすおうぎ)
科名 / 属名:アヤメ科 / アヤメ属
花言葉「栄華」「気まぐれ」
主に生け花に使われる伝統花材です。
ヒオウギは「桧扇」、葉っぱが桧(ヒノキ)でできた扇に似ていることから名付けられたそうです。
黒い果実ができ、百合の一種に花が似ているため
英語でBlackberry lilyとも呼ばれます。
緑の鞘の中には黒い実があり、入荷時期によっては鞘がはじけて黒味が見えている場合がある。
サラセニア
学名:Sarracenia
和名:瓶子草(ヘイシソウ)
別名
科名 / 属名:サラセニア科 / サラセニア属
花言葉「変わり者」「風変わり」
サラセニアは北アメリカ原産の食虫植物で、筒状の葉がお酒を入れる瓶子(へいし)に似ることからヘイシソウ(瓶子草)の和名がつけられました。
筒状の葉を持ち、落とし穴式で虫をとらえる食虫植物です。毒々しいと思われがちですがその姿はキュートで様々な種類がある、今人気の植物の一つです。
写真はプレーリーという品種。
口を開けているかのような花姿が美しいです。
ヒペリカム
学名:Hypericum
和名:ヒペリカム・アンドロサエマム
別名:小坊主弟切(コボウズオトギリ)
科名 / 属名:オトギリソウ科 /オトギリソウ属
花言葉「悲しみは続かない」「きらめき」
鮮やかな黄色の長い雄しべと
花びらが特徴のヒペリカム。
花言葉の「きらめき」はその輝くような花姿にちなむと言われています。
「悲しみは続かない」の花言葉は、花が散ってもすぐに赤やピンクの可愛らしい実をつけることに由来するともいわれます。
丸く光沢のある実は花々を引き立たせる名脇役です。赤やピンク、グリーンや黄色等 色とりどりの実が美しくこの時期には紅葉の商品も流通します。
漢方薬としても使われます。
トウガラシ 鷹の爪
学名:Capsicum annuum
和名:蕃椒(ばんしょう)
別名
科名 / 属名:ナス科 / トウガラシ属
花言葉「生命力」「旧友」
唐辛子の「唐」は中国の事ではなく「外国全般」を指しており、海外から渡来した辛子という意味です。
形が鷹の爪に似ていることから、日本では一般的な赤トウガラシの事を鷹の爪(たかのつめ)と呼んでいます。先が尖っているもの。ということで分かりやすいですね。ちなみに丸いトウガラシの種類はコニカルと呼んでいます。
丸いもの、先のとがっているもの、色も赤や紫、白などカラフルな商品も多く秋の雰囲気を盛り上げてくれる花材の一つです。
野ばら(実)
学名:Rosa multiflora
和名:ヨーロッパノバラ
別名:ローズヒップ・野バラの実
科名 / 属名:バラ科 / バラ属
花言葉「無意識の美」
南米チリ産の野ばらの実は「ローズヒップオイル」や「ローズヒップティー」の原料になります。ビタミンC・ミネラルの含有量が高く美肌に良いとされています。
時期が深まるとグリーンから鮮やかな赤実になります。枝物なので長く使って生け込みに、ぐるっと円にしてリースに小さく切ってアレンジメントに使える万能選手です!
大体9月後半より赤くなりだし、10月には赤の野ばらになっていることと思います。
ピンクッション
学名:Leucospermum cordifolium
和名:ジョーイリボン
別名:レウコスペルマム
科名 / 属名:ヤアモガシ科 / リュウコスペルマム属
花言葉「どこでも成功を」
ピンクッションはお裁縫の針山(ピンクッション)にいくつもの待ち針を刺したような特徴的な花を咲かせる。ただ、このピンの集まり一つ一つが個々の花になります。マチ針に見える部分一つ一つがめしべです。色はピンク、黄色、オレンジ、赤などがあり色鮮やかです。
花言葉は「どこでも成功を」
異動のお祝いや、送別会にぴったりの花ですね。持ちもよく、ディスプレイなどに活躍してくれる花です。
ビバーナムティナス
学名:Viburnum Tinus
和名:常盤莢迷(トキワガマズミ)
別名:
科名 / 属名:レンプクソウ科 /ガマズミ属
花言葉「茶目っ気」「私を見て」
つやのある実がとても綺麗な枝物です。
時期によって実の色が異なります。ブラウン→パープル→ブルーと変化していきます。
春から初夏にかけてはブラウン、夏から秋にかけてはパープルになり、秋から冬にかけてブルーに色づきます。
この時期は他の花材には表せないような光沢感のある美しいブル―の実を付けます。
和風にも洋風にも使える、ブライダルにも大変人気のある枝物です。
ジニア
学名:Zinnia elegans
和名:百日草(ひゃくにちそう)
別名:
科名 / 属名:キク科 / ヒャクニチソウ属
花言葉「不在の友を思う」「注意を怠るな」
初夏から晩秋までの間咲き続け、開花期間が長いことにちなんで名づけられました。咲き方は一重八重、絞り咲など様々。赤やピンク、黄色、緑など豊富なカラーバリエーションも魅力の一つです。
花言葉の「不在の友を思う」はジニアの開花期間が長いことにちなむと言われます。また、「注意を怠るな」という花言葉には時間が過ぎてゆくにしたがって会えない人を思うこと、また時間の経過とともに注意力が薄れることに由来しています。
英語では「Youth-and-old-age(若さと老年)」とも呼ばれています。これは花が長く色を保ち、若々しくあることをあらわしているともいわれます。
シンフォリカルポス
学名:Symphoricarpos albus
和名:雪晃木(セッコウボク)
別名:シラタマヒョウタンボク
科名 / 属名:スイカズラ科 / シンフォリカルポス属
花言葉「いつまでも献身的に」
実付きの枝物で白い実はもちもちぷにぷにしていてとてもキュートな枝物です。色は白・ピンク・淡い緑の実の品種があります。
花の名は、ギリシャ語で房状になっている果実の意味で、果実が数珠つなぎになっていることから名づけられました。