12月のアイテム

バラ

学名:Rosa
和名:
別名:「そうび」「しょうび」
科名 / 属名:バラ科 / バラ属
花言葉(赤薔薇)「あなたを愛してます」「愛情」

ギフトの中でも特に人気の高いバラ。クリスマスに贈るプレゼントにも良く選ばれる花です。気品ある華やかなバラのギフトはクリスマスの雰囲気にもピッタリ。クリスマスシーズンは一年のうちでも特にバラに注目の集まる季節です。

紹介した花言葉の他に赤バラには、「愛」「美」「情熱」「熱烈な恋」などもあり、愛を伝えるのにぴったりなバラです。

写真のバラはミルナ+明るい赤でハナモチの良い品種です。

クリスマスブッシュ

学名:Ceratopetalum gummiferum
和名:
別名:ニューサウスウェールズ
科名 / 属名: クノニア科 / ケラトペタラム属
花言葉「気品」「清楚」

赤い星形のガクがこぼれるように咲きます。直径1cm程の白い星形の花を咲かせます。開花後にガクが紅色になるが、花のように見えるのは花弁ではなくガクです。木全体が赤くなるのがオーストラリアでは11月~2月のためクリスマスブッシュという名前が付けられました。日本で育てると5月~6月に花が咲きます。

さほど色味も変わらずドライにもなるクリスマスブッシュですが、摩擦ではらはらと散ってしまうので生の状態で楽しむことをお勧めします。ドライで使われる際はお花を落とさぬようあまり動かさずに飾ってください。

 

アマリリス

学名:Amaryllis
和名:アマリリス
別名:ナイトスターリリー、バーバドスリリー
科名 / 属名:ヒガンバナ科 /ヒッペアストルム属
花言葉「誇り」「おしゃべり」「輝くばかりの美しさ」

アマリリスは古代ローマの詩人ウェルギリウスの「牧歌」に登場する美しい女羊飼いのアマリリスの名前にちなむと言われています。また属名のヒッペアストルムには「馬の様に大きくて、星のようなはな」という意味があるそうです。花が横向きに付くため、となりの華とおしゃべりをしているように見えるのが花言葉「おしゃべり」の由来です。

写真のアマリリスは「レッドライオン」という品種。鮮やかな赤と百獣の王さながらの存在感はこの時期に華やかさを演出してくれます。

シキミア

学名:Skimmia japonica
和名:
別名:ミヤマシキミ、深山樒、スキミア
科名 / 属名:ミカン科/スキミア属
花言葉「寛大」「清純」

シキミアという名前の由来は、四季を通じて美しいから「四季美」、季節関係なく目を出すので「四季芽」、「見に毒を持つ悪しき実」から「シキミ」などいくつかの節があります。

マッチ棒のようなマチ張りのようなものが集まったものが花。写真はつぼみで、このつぼみの状態が長く秋から春までこの状態が続きます。赤いシキミアはクリスマスカラーでアレンジやリースなどのアクセントにも最適です。

フランネルフラワー

学名:Actinotus helianthi
和名:フランネルフラワー
別名:
科名 / 属名:セリ科 /アクチノータス属
花言葉「高潔」「誠実」

フランネルフラワーは、花や葉・茎に細かい毛が生えているのが特徴で、細かい毛を密生させた花や葉が、毛織物の一種のフランネル記事によく似ているために「フランネルフラワー」と名付けられました。柔らかく、触り心地のよい植物です。花弁の先端は緑色になっています。

フェルトのような質感が温かみがあり、花らしい形が可愛らしくホワイト形の色合いは冬のイメージにぴったりな花です。他の花にはない質感や雰囲気で人気のある花材です。花言葉も「高潔」「誠実」と、ウェディングシーンにも人気の花です。ドライにもなる為ドライのリースなどにもお勧めです。

クリスマスホーリー

学名:Ilex aquifolium
和名:セイヨウヒイラギ
別名:セイヨウヒイラギモチ
科名 / 属名:モチノキ科 /モチノキ属
花言葉「将来の見通し」「神を信じます」

クリスマスホーリーは、西洋のキリスト教社会では「イエスの受難(十字架刑)のちと苦悩を象徴する「聖なる木」」です。イエスの足元に落ちた血の跡から生えた植物」とも言われています。魔よけの力が宿っていると信じられており、クリスマスには欠かせない飾りです。

ヒイラギ(柊)という名前は、ひりひり痛むという意味の「疼ぐ(ひひらぐ)」が語源で、葉の縁にあるトゲに触ると痛いことに由来します。

聖なる木であるために、リースなどで玄関先へ飾るのが好ましいとされています。リースやスワッグにも多く用いられる枝物です。

コチア

学名:Maireana sedifolia
和名:
別名:ダイヤモンドダスト ブルーブッシュ
科名 / 属名:アカザ科 /マイレアナ属
花言葉「恵まれた生活」

多肉の様にぷっくりとして、まるで産毛が生えているようです。オーストラリアから輸入切り花としてコチアあるいはコキアの名前で普及しました。別名はダイヤモンドダスト。すっと円錐形に植えに伸びる樹形がツリーのようでクリスマスにぴったり!まるで雪をまとったツリーのようでこの時期、主にアレンジメントに使われる人気の植物です。フェルトのようななんとも言えない質感が美しいです。

シルバーなので合わせる花の幅が広く、美しく引き立ててくれます。園芸用としても人気です。

つばき

学名:Camellia japonica
和名:つばき
別名:
科名 / 属名:ツバキ科 /ツバキ属
花言葉「控えめなすばらしさ」「気取らない優美さ」

ツバキは日本原産の植物であり、江戸時代から庶民に親しまれる、冬の健気な花です。日本を代表する美しい花木の一つとなっています。光沢ある緑色の厚い葉と、その周囲にある上向きの細かいギザギザが特徴です。

ヨーロッパに渡ったのは18世紀。西洋的で端正な美しさに「日本のバラ」という賛辞が捧げられます。19世紀には小デュマの原作小説に基づき書かれたオペラ「椿姫」にも主人公の女性を象徴する花として登場します。

花名のツバキの由来は、葉が丈夫なことから「強葉木(つばき)」が転じた、つやのある葉から「艶葉木(つやはき)」が転じたなど、諸説あります。

ポインセチア

学名:Euphorbia pulcherrima
和名:猩々木(ショウジョウボク)
別名:
科名 / 属名:トウダイグサ科 /トウダイグサ属
花言葉「祝福する」「聖夜」

ポインセチアは、メキシコなど中南米が原産で、花名はアメリカの初代駐メキシコ大使であるポインセット氏の名前に由来しています。ポインセット氏はメキシコで自生していたポインセチアを見つけ、帰国の際にアメリカに持ち帰り普及させました。

ポインセチアが日本に伝わったのは明治時代です。和名の「猩々木(ショウジョウボク)」は大酒飲みで赤い顔が特徴である伝説上の植物、猩々(しょうじょう)に似ていることに由来します。原産国のメキシコでは「ノーチェ・ブエナ(聖夜)」と呼ばれるそうです。

赤く大きな花びらのように見えるのは、花を守る苞(ほう)(蕾を包んでいた葉)です。本当の花は苞の中心にある黄色い粒上のもので、花びらは持ちません。

 

 

ヤドリギ

学名:Viscum album
和名:雪晃木(セッコウボク)
別名:宿り木 宿木 寄生木
科名 / 属名:ビャクダン科 /ビャクダン属
花言葉「困難に打ち克つ」「キスしてください」

ヤドリギは、樹木の枝や幹に寄生してせいちょうします。樹木の枝などに付着しヤドリギの種は、発芽すると「寄生根(きせいこん)」という根を幹の中に食い込ませ、樹木から水分と養分を吸収して成長します。ここから「宿り木」という漢字が当てられるようになりました。

ちなみに、寄生して栄養分を吸収しているからといって、その樹木を枯らせてしまうようなことはありません。

ヤドリギには「愛の木」という側面があります。クリスマスの時期に、恋人同士がヤドリギの下でキスをすると結婚の約束を交わしたことになり、ヤドリギの祝福が受けられるらしいです。素敵な言い伝えですね!