December Rose

1年を締めくくる年の瀬の頃、白く輝くその花はいつしか現れます。

 

バラではないのに、ローズの名を身に纏うクリスマスローズ。

 

クリスマスに咲く物は殆どありませんが、クリスマスの頃に咲くバラの花の様なという意味合いで人々にはそう呼ばれるようになりました。

 

一重咲が殆どであった昔とは違い、今ではカラーも咲き方も増え、多くの人を魅了する花の一つです。

長野県飯田市。

この界隈に、全農ながの管轄の日本では有名な生産出荷組合である、みなみ信州農協があります。

みなみ信州農協と言えば、ダリアなんかはお世話になった方も多いと思いますが、枝物や草花等多数生産されており、このクリスマスローズでも有名な産地です。

 

画像は載せてませんが、フェチダスというグリーンの品種がありますが、フェチダスと言えば南信!と言うほど当時は有名でした。

 

この春にはピッタリな「サクラシフォン」というピンク系品種も、淡いカラーが春らしくて季節感が更に増します。

厳しい冬の季節が終わり、今年も暑くなるにつれて高冷地作付の花々が活躍する様になります。

大田花きグループでは毎年お世話になる大切な産地で、今年もクリスマスローズを沢山出荷して戴いております。

 

花は季節の物ですから、そのシーズンにあるべき花を使って戴きたいと切に願っております。

あっという間に冬も終わったねと言う様に、季節はあっという間に過ぎ去ります。今を逃すと、次は1年先にしか手に入りません。

出荷もピークを過ぎて折り返しに入っておりますので、是非お早めにお使いになって戴ければと思います。

 

添付画像:ダブルエレンホワイト(白)、サクラシフォン(複P)、ダブルピコティ(複紫)

出荷産地:長野県 みなみ信州農協