針よりも大きく
19時半を回った頃、見知らぬ番号から着信がありまして、誰かと思えば本社の代表にかけるとよく電話に出る女性でした。
いったい何の用?と聞くと、「スイトピー買って貰えませんか?」と唐突に言われます。
その日は水曜でありながら18万本くらいの入荷量を知っていたので、早い時間帯から私も販促をかけていたのですが、まだ売ってたのかと思いながら、「担当はまさか帰ってないよね?」の問いに、「まだ売ってます。」の答え。仕方ない、今日は私が泣こうと決め、少しばかり購入しました。
大田花きでは夜遅い時間でも当たり前の光景でして、毎日1ケースの商品を必死で売り込みます。
そんなやりとりもあったので、今日は九州ではあまり見かけない産地のスイトピーをご紹介いたします。
愛知県の渥美半島。ここにJA愛知みなみという農協があります。
輪菊やアルストロメリアの巨大産地を擁していて、花の都とも呼ばれている地域です。
春の時期は菜の花が見頃で素晴らしい景色を作るらしく、一度その時期に伺いたいと夢見ている所です。
ここ渥美から出荷されているスイトピーは、上質で花が大きく、花持ちに優れた品質を持っています。
私もここのスイトピーに出会ってもう7、8年になりますが、ここのスイトピーのファンの一人でもあります。
タイトルを見てもちんぷんかんぷんでしょうが、この画像を見てご納得戴けるかと。
そう、花の大きさを何で表現するか迷った時に、目の前にホッチキスの針があったので、これなら誰でもわかるかと思いこのタイトルにしたのですねー。
これでMサイズ。花弁の方が勝っております。
しかも、余裕で乗っかっている。
相変わらず凄い。
産地は年間通しての日照量が多い地域で、風の通りも良い為に湿気が少なく、更には土壌が砂地の為に栽培に障害となる成分が蓄積されずに流れていくという、ミラクルな恵まれた土地で育てられているからです。
今年も沢山の上質スイトピーが出荷されております。
少しお高いですが、その価値はそれ以上です。
詳しくは大田花き酒井、または九州大田花きまでお問い合わせくださいませ。