色めく季節

近年、四季の中で春と秋は短いと聞くようになりました。

確かに寒い寒いと言っていたらいつの間にか季節外れの半袖の人も目立ちましたという報道があり、暑い暑いと言っていたら急に冷え込んで来てホットコーヒーが自販機に並ぶ様に・・・。

季節はすっかりと秋へと変わり、街路樹も新緑から暖色めいたカラーへと様変わりしてきています。

そんな秋の入り口の頃、昨年行こうと思いながら行けなかった、由志園へと行って参りました。

今日はその由志園の紹介を少しだけ。

ご存じない方はきっと読めないと思いますが、「ゆうしえん」と読みます。

私も恥ずかしながら昨年までゆしえんと読んでいました。

由志園の関係者の皆様、この場を借りてお詫びいたします。

世間知らずの恥知らずをお許しください(大涙)

島根県松江市。

中海の中にある大根島(だいこんじま)の中にある日本庭園です。

中海と言っても湖で、島根県で湖と言えば宍道湖が出て来るでしょうが、実は中海は日本で5番目に大きい湖です。

お隣の宍道湖は中海よりも小さい全国7番目の湖になります。

昨年行きたいという衝動にかられたのは、記憶の限りでの話しになりますが、秋のどこかのタイミングで兵庫県の佐曽利地区とのコラボレーション企画で、ダリアの装飾イベントがあると知っての事でした。

今年も先週の土曜日から11月頭まで、庭園の一面に10万輪ものダリアを浮かべるそうで、再度足を運ぼうか検討している所です。

由志園は昼間も見事な物でしょうが、夜もライトアップされているという事で今回は夜まで待って訪問して参りましたが、園内の至る所に見事な演出をされていて、ミストを発生させて幻想的な空間を作り出していたり、画像の配色も時間で色が変わる様に出来ていて、ゆっくり眺めていると九州に帰りつけないと思うほどの光景が広がっていました。

暗くてわかりづらいでしょうが、画像の下は池になっていて、上部の松などが反射して映り込んでいます。

そろそろ園内のモミジも色づき始めている頃でしょうか。

由志園のホームページを開くと、トップに七色の紅葉という物が目に飛び込んできます。

その時期の色を名前で表す「和」を十二分に表現した素晴らしい名称のモミジが7つ並んでいます。

今は3番目辺りでしょうか。

他にも色々と見所がある由志園ですが、最後に一つ紹介を。

この由志園では、牡丹の花が1年中見られるという何とも信じがたい特徴が有ります。

由志園がある大根島は日本一の牡丹苗の産地で、この由志園でもボタンの木が沢山植えられています。

空調であったりその他いろいろな管理を職人さんたちが毎日行って、年中咲いた状態の花々を見られるのだそう。

作り物ではありませんよ。

本物です。

今この瞬間も、園内では静かに咲き誇っている筈です。

あまり紹介しすぎると訪れる楽しみが減ってしまいますので、この辺で。

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