四季折々

昨年の冬を終えて、我が家の植物も越冬できずに絶滅したかと思っていた今年の夏終盤。

小さい緑の若芽をちょこんと土から出して、見る見るうちに青々とした葉を付けてくれました。

左はビバーナムティナスの若木で、全て葉が落ちてしまいましたが、幹も茶色から緑に再生して行く様を眺めています。

右側はアロカシアの若葉です。まだ白い主脈が入っていない物も見えるかと思います。こちらも全部葉が落ちてしまいましたが、ここまで復活して、今は次から次に葉を出してくれています。

そんな暑い夏を過ぎ、今年も10月に入りました。

実は赤へと色を変え、葉も少しずつ紅葉の時期を迎えようとしています。

気温も下がって肌寒さを感じる秋の半ば。

花の世界でも、衣替えと同じく暖色系の人気がぐっと高まります。

左はカーネーションのレディダイアナ。右はガマズミの実ですね。

温かみのある花弁はカーネーションに限らず大人気。赤い実もビバーナム系や野バラなど、こちらも人気アイテムです。

こちらも秋ならではのアンティーク系アジサイ。

青系もいいけど、ピンク系も迷わせます。

花は、季節を知らせる大事な役目を担っていると思います。

チューリップが咲けば春が来たと誰もが思うように、日本は四季の恵みがあります。

寒くなればおでんやシチューの文字を見るようになりますし、暑くなれば氷の特集があります。

時計では感じる事が出来ない時の流れをいち早く知らせる為のこの業界では、いろんな方が秋の花を届けておられます。

今だけしか楽しめない、今だけの花を探してみてください。