他品目生産者との交流会

今年で足かけ二年となる岩手県のリンドウ生産者が、昨年に引き続き長崎県の打越園芸を訪れる事となった。

生産品目が異なるが、季節が異なり、生産に対する思いも異なる事から、お話しすることが出来れば何かためになるのではないか?との切っ掛けから本年2回目の交流会を開催する運びとなった。

白輪菊とディスバットマム

本業はグループ出荷の白輪菊生産者。

主力市場へ向けて年間安定した生産・供給体制を維持している。

並行してディスバットマムを持っており、周年出荷の少量安定作型と、迎春向けの年末需要作型では多品種供給体制を持っており、重点アイテムの輪菊生産と並行して、洋花嗜好の消費者に向けてディスバットマムを提供している。

白無垢の生花祭壇には白の輪菊が欠かせない。近年洋花葬や簡素化した式が増加して来たが、他の地域に比べて白菊の重要度合いは依然強い。

さりとてニーズの変遷は関東・関西から南下しており、和花らしくない洋菊仏花などを常備する生花店も増えてきた。年末にはディスバットの発注が年々増加を見せ、需要動向に合わせた生産体制を柔軟に対応する臨機応変さは流石と言える。

重装備ハウスと露地小菊

より効率的に、より良質な商品を、安定して供給して行きたい!と、先進技術の研究に余念がない打越さん。

菊は日長の調整をしながら開花時期を逆算して計画的な出荷を行う品目の一つ。お日様が短くなると花が咲こうとする性質を研究し、安定供給体制を開発してきた。その上で遮光や電照設備は菊生産者にとってはマストアイテムの標準スペックであるが、光の波長が植物の生育に好影響を与え、ランニングコストの安いLED照明なども最近研究が進み、打越さんも導入し始めている。また、二酸化炭素発生装置なるものを導入されており、葉がお日様の光を受け、光合成をして成長するのにCO2が必要となる。ハウスを横切る筒状のビニールからCO2が放出され、良好なボリューム乗った商品が供給できるようだ。

対極には自然の影響を大きく受ける露地栽培があり、お仲間と露地で小菊を7月盆・8月盆向けに生産している。近年気象変動激しく、高温旱魃や集中豪雨が増え、やり辛い世の中になってきました・・と、ニコニコしながら顔はやる気満々でした!

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